「ゆい」とは、日本の農村で昔からあった助け合いの組織の名前です。
沖縄では今も「ゆいまーる」という相互扶助の仕組みが生きています。
限られた水や土地を分けあって使う稲作文化の日本では、周りのひとと助け合うことは当たり前に行われていました。
人に喜んでもらって、自分も嬉しい。人を助けて、自分も助けられる。
私たちプロ・アクティブも、単に商品を作って販売するのを目的にするのではなく、そこに集う人々がゆるくてもお互いの存在を感じあえる、そんな「ものづくり」を目指していきたいと思っています。
プロ・アクティブだから結べるご縁、つなげるご縁があります。作物を栽培する人、商品を作る人、そして消費者まで・・・ご縁を紡いで紡いで、つながっていけば、その商品によって私たちが身体すこやかに心身みたされて“健幸”に生活できるだけでなく、商品生産の場を維持していくということにもつながっていきます。
和やかな「結」が糀ドリンク・結のはじまり
米どころ・酒どころとして知られる新潟にあっても、酒蔵・糀の製造元の経営は非常に厳しい状況にあります。 「寒仕込み」といわれる真冬の時期、酒蔵や味噌蔵は日本酒や味噌などの仕込みで賑わいます。
しかし、気温が上がる夏は日本酒や味噌の仕込みには適さず、蔵人たちの手が空いてしまうこともあのだそう。
その繁閑の差を利用し、夏場は比較的高温で発酵させる「糀ドリンク」を醸造することで、一年を通して蔵を有効に稼働させ、蔵の経営を安定させ、技術と伝統を次の世代に大切に結んでいきたい・・・。
米の消費量も減少している現代、『糀ドリンク・結』を飲むことが米農家さんへの応援になり、蔵の安定した稼働につながり、そしてお客様や私たちの健やかな毎日につながっていく・・・。そんな和やかな「結」が『糀ドリンク・結』ではじまったことを、心から嬉しく思っています。